動物プラセンタ
動物プラセンタは動物の胎盤を用いて作られます。主に、日本で製造販売されているのは豚か馬のプラセンタであり、羊のプラセンタは日本で製造できませんが海外のものが輸入されています。
特徴としては、動物プラセンタには成長因子が含まれているという点です。成長因子はプラセンタにしか含まれない成分であり、美容と健康に幅広い効果があります。
サプリメントの価格については、羊のものが関税がかかることもあり一番高い印象がありますが、商品によっても違いがあります。次に馬、最後に豚のプラセンタが続きます。豚のプラセンタよりも馬のプラセンタの方が高いのは出産の回数や頭数の違いにより、胎盤の流通数が違うことが挙げられます。
動物プラセンタについて動物別にまとめてみました。
豚プラセンタ
- 3つの動物プラセンタの中で一番安価で購入できる
- ワクチンや薬剤を使用していることも多い
- 豚の中で安全性が高いのはSPF豚という種類
馬プラセンタ

- 病気に強く免疫力が高いのでワクチンなどの使用はほとんどない
- 人間に対してアレルゲン性が低い
- アミノ酸の量が豚よりもやや多い
羊プラセンタ
- 美容効果に優れている
- 人間の身体になじみやすいので効果が出やすい
- 関税や送料がかかるので価格が高め
植物プラセンタ
植物プラセンタは、ライ麦、トウモロコシ、メロン、クロレラなどを原料として作られたプラセンタです。プラセンタと名が付きますが、実際はプラセンタ(胎盤)は植物にはなく、同じようなはたらきをする「胎座」という部分によって作られています。
私たちが普段口にする自然由来の原料から作られていることもあり、それらの食物にアレルギーがある場合を除いては、アレルギー反応や拒絶反応が起きにくいと言えます。
成長因子は含まれていませんが、動物プラセンタに比べてアミノ酸の量が多く含まれていることが分かっています。アミノ酸の量は使われている原料によって差はありますが、全体的には豊富だと言えます。しかし、そのほかの成分についてはどうしても動物プラセンタほど含まれていないことが多く、+αで美容効果の高い成分などを別で配合している商品が多いようです。
価格については、動物プラセンタと比べて安価で購入できます。使われている原料が多く流通していることや、成長因子が含まれていないということが理由です。
植物プラセンタ動物プラセンタのまとめ
植物プラセンタと動物プラセンタを比べるときに、安全性、成分内容、効果、価格が比較対象になると思われます。どの点を一番考慮したいかによって選ぶべきプラセンタが違って来ると思いますが、やはりプラセンタ特有の成分である「成長因子」が含まれている動物プラセンタは効果の高さを考えても素晴らしいと感じます。
価格が気になるという場合、購入方法によってはかなり抑えられることがあるので、それらを利用する場合についても調べてみましょう。初回に限ってお得な価格設定が行われていたり、効果が感じられなかった場合の返品手数料無料というメーカーもあるので、サービスについても見て行きましょう。