馬プラセンタは高級品扱いをされる

馬プラセンタは高級品扱いをされる

様々なプラセンタサプリが市場に出回っていますが、動物性プラセンタの中でも馬由来のプラセンタは希少で高級品とされることが多いです。
純粋に品質が良いから、人気があるからという理由もありますが、高級品とされるのはそればかりではなく、豚プラセンタや植物性プラセンタ、海洋性プラセンタと違って採取出来る絶対数が少ないということもあります。
馬由来のプラセンタに比べれば、豚プラセンタは採取がしやすいですし、植物性プラセンタも一種類の植物から採取しているわけではなく複数の植物から採取されているので採取出来る数は多いです。
海洋性プラセンタに至っても筋子の薄皮を使っているわけですから、鮭やイクラの需要が衰えない限りは安定して採ることが出来るので高級品とはなりにくいです。
何故馬由来のものだけが高級品として扱われているのでしょうか。

馬の出産回数や生まれる子馬の数が少ない

その理由は馬の出産に秘密があります。
プラセンタは胎盤のことで、赤ちゃんをお腹の中で成長をさせるために欠かせないものです。
胎盤は出産の時にお腹から剥がれ落ちて赤ちゃんと一緒に表に出ますが、逆にその状態にならないと胎盤を採取することが出来ないとも言えます。
馬の妊娠期間は330日で、人間の妊娠期間よりも1ヶ月以上長いのです。
つまりどう頑張っても1年に1回産むのが精一杯であり、1年に2回産むことは赤ちゃんが丈夫な状態でなければ不可能です。
それに馬は基本的に1頭しか基本的に産めませんので胎盤の数が多くありません。
胎盤の数が少なければたくさん採取出来なくなるので絶対数が少なくなってしまうのです。
勿論、早産や死産などの異常な出産で得た胎盤は使いませんので、健康な状態で生まれた子馬に付いた胎盤を使うのでこれもまた絶対数が少なくなる要因とも言えます。

日本で飼育されているサラブレッドの数の減少

日本で採取されている馬プラセンタはサラブレッドのもので、何処の誰が飼育してどのような目的で育てているかも分からない馬を使うことはありません。
サラブレッドというきちんと血統のある馬だからこそ高級であるとも言えますが、サラブレッドが飼育されている頭数が少ないということもあります。
1992年には12874頭と生育もピークだったのですが、段々と不景気の影響もあり数が減少して、2017年現在では6800頭ほどと僅かになっています。
この6800頭も全てが雌ではなく、サラブレッドはサラブレッド同士から生まれた馬しか認めないという厳しい条件がありますから雄も当然存在しています。
雌の全てが子供をきちんと産めるわけではありませんし、産んだとしても品質の悪い胎盤は破棄されてしまいますから市場に出回りにくく希少価値が高いと言えるのです。
外国産の馬由来のプラセンタもありますが、海外から輸入をするので輸入をする費用がかかるため高くなってしまいます。

豚プラセンタが安価な理由

豚プラセンタが安価な理由

では、同じ動物性プラセンタである豚の場合はどうなのでしょうか。
豚は1年間の間に出産を2回し、妊娠している期間も114日から116日程度と馬よりもずっと短いです。
しかも1回の出産で10頭前後ほどの赤ちゃんを産みますので、採取出来る胎盤の量も多くなります。

これが、豚プラセンタが安価で市場に出回る理由ですが、妊娠期間が短いということは胎盤も厚みが出ず、薄く栄養価も低くなります。
馬と比較すると1.2倍低く然程差が無いように思えますが、それでも馬には必須アミノ酸が含まれており、細分化すると栄養の中には300倍近い差を持つものもあります。
また、馬は体温が高く病気をしにくいのですが、豚は逆に病気がしやすく病気を排除して薬も使わずに育てたSPF豚以外の豚は大抵病気に感染しないようにワクチンが使われています。
SPF豚を使っているという表示がない豚プラセンタサプリは薬物に汚染をされていたり病原菌に感染していたりと安全性が乏しいので、馬プラセンタの方が安心出来るのです。

値段が高いことと高品質であることはイコールではないので注意が必要

値段が高いことと高品質であることはイコールではないので注意が必要

以上のように、馬プラセンタが他のプラセンタと違って希少とされているのは、馬の出産が1年に1回しか出来ないことと、産む子馬の数が1頭と少ないためです。
また、国内産のものはサラブレッドを使っていますが、サラブレッドの数が減少していることと状態の良いものしか使わないためプラセンタの価値が高くなります。
豚プラセンタの場合は1年で2回出産をし、一度に産める数が10頭前後と多いために採取はしやすいのですが、栄養成分が低く病気にかかりやすいという弱点があるためSPF豚という証明がないと安全性に疑問が出てしまいます。
このような理由で流通量が低く高級品となってしまうのですが、値段が高いほど品質が良いと考えるのは早計です。
高くても他の成分を混ぜてかさ増ししているものもありますし、プラセンタの含有量が少ないものもあります。
混ぜ物が少ないほど高級になりますが、それでも含有量や品質はきちんとチェックしてから購入するようにしましょう。