プラセンタの原料は6種類ある

プラセンタの原料は6種類ある

美容や健康に興味のある女性ならプラセンタという言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。
プラセンタとは本来哺乳類の胎盤を意味しますが、化粧品やサプリメントなどでは胎盤から抽出されたエキスのことを意味します。
なぜプラセンタが美容や健康に効果的なのかというと、細胞の新陳代謝を促す成長因子や栄養成分が非常に高い濃度で含まれているからです。
哺乳類の特徴として胎児を母体の中である程度成長させてから出産しますが、この時に必要な栄養成分や成長因子は胎盤を通じて供給されます。
つまり、プラセンタには栄養成分や成長因子がたっぷりと存在しているわけです。

ただし、一口にプラセンタと言っても実は使われている原料には違いがあります。
現在流通しているのは人・馬・豚・羊・植物・海洋の各プラセンタとなっています。
それぞれに特徴があるので購入の際には注意しましょう。

サプリメントの原料として使用できないヒトプラセンタ

サプリメントの原料として使用できないヒトプラセンタ

前述の通り、プラセンタには合計6つの種類があるわけですが、ヒトプラセンタはサプリメントとして使用することはできません。
ヒトプラセンタを使用したい場合には医師の管理の下で、注射で体内に注入するしか方法はありません。
なぜヒトプラセンタは医療目的でしか使用できないのかというと、他人のプラセンタを使用することでC型肝炎やエイズといった病気に感染してしまう可能性が否定出来ないからです。
そのため、ヒト由来のプラセンタは非常に厳しい安全管理の下で製造され、専門知識を持つ医師によってのみ使用が許可されるのです。
また、羊プラセンタについては現在国内で生産することができません。
これも感染症の予防のためです。
以前流通していた牛プラセンタが狂牛病のリスクから流通禁止になったように、羊にもスクレイピー病の感染リスクがあることから使用が禁止されました。
ただし海外では羊プラセンタは比較的安全性が高いとされており一般に流通していますので、並行輸入で入手することは可能です。

成長因子が含まれているのは馬と豚だけ

このような理由からプラセンタをサプリメントで摂取する場合は馬・豚・植物・海洋ということになりますが、植物プラセンタと海洋プラセンタには致命的な欠点があります。
それは成長因子がないということです。
冒頭でも説明しましたが、プラセンタは本来哺乳類の胎盤を意味する言葉であり、植物や海洋生物には胎盤がありません。
それにも関わらずプラセンタサプリに使われているのは、哺乳類のプラセンタによく似た働きを持っているからです。
植物プラセンタの場合は胎座と呼ばれる部位から抽出したエキスが使われますが、胎座には発芽のために必要な栄養が蓄えられているので一定の美容効果や健康効果が期待できます。
また、海洋プラセンタの場合は鮭の卵巣膜から抽出されたエキスが使われるのが一般的で、この部分にも卵が孵化するまでに必要な栄養が蓄えられています。
しかし、プラセンタの美容効果や健康効果は何といっても成長因子に依るところが大きいのが事実であり、成長因子を持たない植物プラセンタや海洋プラセンタの硬貨は限定的であると言わざるを得ません。
ですから、プラセンタサプリを服用することで大きな効果を望むのであれば、成長因子の含まれる馬プラセンタか豚プラセンタということになります。

高品質で安全性も高い馬プラセンタ

高品質で安全性も高い馬プラセンタ

ではサプリメントでプラセンタを摂取するなら馬と豚のどちらが良いのかということになりますが、現時点の評価では馬に軍配が上がります。
まず栄養成分についてですが、馬プラセンタに含まれるアミノ酸の量は豚プラセンタよりも多くなっています。
以前は豚プラセンタに比べて200倍もアミノ酸が多いと言われていたこともありましたが、実際にはそこまでの差はないものの2倍程度は多いという研究結果が出ています。
また豚プラセンタには存在しない必須アミノ酸が6種類も含まれているというメリットもありますので、効率的に栄養を摂取できるのは馬由来のものということになります。
さらに、サラブレットの胎盤から抽出される馬プラセンタは安全面でも優れています。
サラブレッドは血統から飼育環境まで徹底した管理体制の中で育成されていますし、体温が高いので病気にもかかりづらいという特長があります。
豚のように予防接種を受ける必要もないので薬剤によって成長因子の活性が弱まることもありません。
希少価値が高いので値段がどうしても高めになってしまいますが、効果や安全性とのバランスを考えると豚よりも馬のプラセンタということになります。

プラセンタの原料の特徴のまとめ

これまで見てきたように、プラセンタの原料にはいくつかの種類があって、それぞれに特長があります。
そこで原料ごとに簡単にまとめてみましょう。
まずはヒトプラセンタとは、ヒト由来であるので効果は高いですが、感染症のリスクがあるため使用は医師の管理下に限定されます。
サプリメントに配合する原料としては利用できません。
次に馬プラセンタは、栄養面でも安全面でも優れています。
高級品なので値段は少々高めですが、サプリメントとして購入する際には最優先に考えるべきです。
続いて豚プラセンタは、馬と比べると栄養面や安全性で少々おとりますが、値段が安いので手軽に購入できます。
最近は衛生面に配慮されたSPF豚のプラセンタもありますので、安全性が気になる方にはオススメです。
そして羊プラセンタですが、国内では生産されておらず国内で流通しているのはすべて輸入品ということになりますので、あまり目にする機会はないでしょう。
最後に植物プラセンタと海洋プラセンタは、栄養価も高く値段も手頃ですが、肝心の成長因子がないので効果は限られたものとなります。