プラセンタの美白効果
美白効果といっても違いがあります。それは、肌全体を美白する効果とシミをピンポイントで薄くするような効果です。プラセンタの美白効果はどちらかと言えば、前者の美白効果があります。ですから、どこかのシミを薄くしたいという効果はあまり期待し過ぎない方がいいかもしれません。
若々しい肌は、肌にくすみがなくツヤのある肌でしょう。さらに、内側からのハリやシミやしわ、たるみがない肌・・・このような肌の人を見ると、若い印象を持つと思います。プラセンタは全体の美白効果+これらの若々しい肌への効果があると言えます。
プラセンタの美白効果がある成分
プラセンタの成分で美白効果があるものは、成長因子、アミノ酸、ビタミンC、ビタミンE、核酸、酵素などです。そのほかの成分も少なからず美白効果に関わっていますが、直接関わっているものは上記の成分です。
成長因子
成長因子はプラセンタ特有の成分です。プラセンタの中でも動物の胎盤を用いたプラセンタのみに含まれる成分です。豚、馬、羊のプラセンタに含まれます。
肌のターンオーバーを正常化して、美白効果を促します。ターンオーバーとは肌の生まれ変わりのことです。肌の内側から押し出すようにして、肌が生まれ変わります。この周期は28日が基本ですが、年齢を重ねると遅くなりがちです。また、肌トラブルの多い人は早まっていることもあります。
肌のターンオーバーが正常化していると、メラニン色素が沈着しにくくなるので、結果シミやしわの予防、肌全体の美白につながります。このほかにも、ニキビ跡を目立たなくする効果などもあるので、成長因子による効果は幅広いのです。
アミノ酸
ヒトの体にはアミノ酸が必要です。肌の再生に欠かせないアミノ酸のはたらきにより、美白効果があります。ロイシン、リジン、バリン、スレオニン、イソロイシン、グリシン、アラニン、アルギニンなどが含まれます。ターンオーバーを促してシミを排出する効果、メラニンの抑制効果、メラニンの排出を促す効果があります。
プラセンタに含まれるアミノ酸はヒトの体への吸収が良いものなので、より高い美容効果が得られます。健康効果も同時に得られることも魅力です。
ビタミンC
プラセンタにはビタミンCも含まれています。ビタミンCは美白効果の高い成分として有名です。美白効果をうたった化粧品にはビタミンCが含まれていることがほとんどです。このほかにも、コラーゲンの生成にも関与しています。ビタミンCは、こまめな摂取がより効果を高めると言われています。
美白効果だけでなく、ストレス緩和効果、免疫力の向上、疲労回復効果もあります。
ビタミンE
抗酸化作用があると言われているビタミンEは、ビタミンCと一緒に摂ることにより、その効果を高めます。抗酸化作用というのは、活性酸素を除去して老化を抑制する作用です。より高い美容効果を得るには欠かせない成分となっています。
ビタミンEは美容効果以外にも健康効果があります。冷え性や肩こりの改善、生活習慣病予防、更年期障害にも効果があります。
核酸
細胞から若返る効果があると言われているのが核酸です。肌の生まれ変わりを促進させるので、美白効果があります。また、皮脂の分泌も促すので、若々しい肌、肌表面のバリア機能を高めます。
核酸の美容効果は幅広いものがあると感じますが、実際は健康効果の方がメインです。遺伝子を修復し、細胞分裂を促進します。生活習慣病の予防や免疫力の向上など幅広い健康効果が期待できます。最近では、がんの予防と改善効果があることも分かっています。
酵素
プラセンタには酵素が含まれています。酵素は不足すると、肌トラブルに見舞われます。多くの人が普段の食事では確実に酵素不足だと言われています。
酵素をしっかり摂取することによって、肌の状態は良くなりますし、腸内環境も良くなることで美容効果へとつながります。ダイエット効果もあるので、美容にも健康にも効果があります。
プラセンタサプリとドリンク
プラセンタの効果を体の中から発揮したいと思っているときにはプラセンタサプリもしくは、ドリンクが良いでしょう。美白効果も肌の上から塗るだけでも効果がありますが、より効果を発揮したいのであれば、やはり体の内側からの働きかけを行わないのはもったいないと思います。
プラセンタ美容液や化粧水
プラセンタ美容液や化粧水は体の外側から美白効果を働きかけるのに効果的な方法です。美容液はピンポイントで美白することもできますし、プラセンタ成分もしっかり配合されています。化粧水は肌全体をくすみなく、クリアにしてくれる作用があります。
プラセンタと美白のまとめ
プラセンタの美白効果は体の内側からも外側からも可能です。できれば、両方行うことによって、より効果を高めることができます。継続したプラセンタサプリやドリンク、美容液などの使用により効果を得られるので、長期戦で行きましょう。